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選び方作業用レインウェアの選び方|上下・フード・反射と、耐水圧の数字
こんな現場に雨の日の屋外
仕事で雨の中に長くいるなら、レインウェアは上下でそろえて、透湿防水の生地を選ぶのが基本です。上下の値段は、アイトスのディアプレックスの全天候型で 50,600円。冬の雨なら、防寒をかねたバートルの防水防寒の上下が 29,700円です(どれも税込。大きいサイズは割高。2026年10月19日時点)。
で、選ぶ順番は、職場の決まり → 雨の中にいる時間と季節 → 上下とフード → サイズ。雨の日に、移動のあいだだけ着るくらいなら、ここまでの数字は要らない気がします。手ごろなレインスーツで足ります。
作業用のレインウェアは、この順に決める

まず、職場の決まりを確かめます。反射材や、蛍光色の高視認性の服が決まりになっている現場では、それだけで選べる型がしぼられます。
次に、雨の中にいる時間と季節。長くいるなら、3層の透湿防水の生地。冬の雨や雪なら、中綿の入った防水防寒の上下で、1着にまとめる手もあります。あとは、上下の作りとフード、最後に、中に着る物の厚みに合わせたサイズを見ます。
この記事でくらべる5着
雨の中ではたらく人向けの5着を、耐水圧と透湿度でくらべます。
| 商品 | こんな人に | 耐水圧 | 透湿度 (g/m²/24hrs) |
|---|---|---|---|
| 雨の中で、長い時間はたらく | 30,000mm | 16,000g | |
| よく動いて、汗をかく | 25,000mm | 30,000g | |
| 暗い時間の作業が多い | 30,000mm | 16,000g | |
| 蛍光色の服がほしい | 40,000mm | 16,000g | |
| 冬の雨や雪の中ではたらく | 15,000mm | 20,000g |
値段:全天候型ジャケット AZ-56301・ストレッチ 全天候型ジャケット AZ-56317=税込・アイトス公式サイトの表示(2026年10月14日時点)/全天候型リフレクタージャケット AZ-56303・高視認性ディアプレックスジャケット AZ-56310=税込・アイトス公式サイトの表示(2026年10月19日時点)/7630 ハイビズ防水防寒ジャケット=税込・バートル公式サイトの表示(2026年10月14日時点)。
1. 職場の決まり:反射材・高視認性・帯電防止
いちばん先に見たいのは、職場の決まりです。道路のそばや、暗い時間の作業がある現場では、反射材や、蛍光色の高視認性の服が決まりになっていることがあります。
- 高視認性の規格:バートルの 7630 は「JIS T8127 適合(クラス2)」の表記がある、ハイビズの防水防寒ジャケットです。アイトスの AZ-56310 は、蛍光色の生地の高視認性ジャケットですが、規格の番号の表記はありません
- 反射材:アイトスの AZ-56303 は、「ISO20471 適合の反射材」を付けた型。AZ-56301 にも、背中などに反射テープが付いています
- 帯電防止:AZ-56310 は、生地に炭素繊維が入った「帯電防止」の型です。7630 は、裏地が制電性の生地です
高視認性や帯電防止の服が要るかどうか、どのクラスが要るかは、職場や作業でちがいます。買う前に、職場の安全の担当の人にひとこと聞いておくと確実です。
2. 雨の中にいる時間と季節:3層の透湿防水か、防水防寒か
耐水圧は、生地が水の圧力にどこまで耐えるか。透湿度は、汗の湿気をどれだけ外へ出すかの数字です。どちらも、大きいほど、水を通しにくく、蒸れにくい生地になります。アイトスの「mmH2O」とバートルの「mm」は、どちらも水の柱の高さで、単位としては同じです。
| 型 | 耐水圧 | 透湿度 (24時間) | 1時間に直すと | 生地 |
|---|---|---|---|---|
| AZ-56301 全天候型 | 30,000mm | 16,000g | 約667g | 3層・ナイロン |
| AZ-56317 ストレッチ | 25,000mm | 30,000g | 1,250g | 3層・伸びるナイロン |
| AZ-56303 反射材 | 30,000mm | 16,000g | 約667g | 3層・ナイロン |
| AZ-56310 高視認性 | 40,000mm | 16,000g | 約667g | 3層・蛍光の制電生地 |
| 7630 防水防寒 | 15,000mm | 20,000g | 約833g | 表地+中綿+裏地 |
耐水圧も透湿度も、試験の方法で数字の出方が変わります。5着とも方法の表記が無いので、メーカーをまたいだくらべは、めやすとして見てください。
耐水圧のちがいより、汗をかく量で、透湿度を見るほうが、選びやすいかなと思います。耐水圧は、どれも 15,000mm 以上で、レインコートの基準によく使われる 2,000mm の7倍を超えているんですよね。よく動く仕事なら、透湿度がはっきり高い AZ-56317 です。
季節も大事です。アイトスの型は、3層の生地で作ったレインウェアで、作業着や防寒着の上に重ねて着る物です。バートルの 7630 は、中綿が入った防水防寒ジャケットで、縫い目を裏からテープでふさいだ「防水シームテープ加工」。冬の雨や雪の中なら、これ1着で、防寒とレインウェアをかねられます。そのかわり、夏や秋口の雨には、暑く感じる気がします。
どの型も、生地を試験した数字です。えりや袖口、フードのまわりからは水が入るので、数字が大きくても、まったくぬれないわけではありません。
3. 上下でそろえる:値段は、上下の合計で見る
雨の中で長くはたらくなら、上着とパンツを、上下でそろえます。上着だけの値段で見くらべると、パンツを足したときに、思ったより高くなりがちです。5着を、同じ生地のパンツと合わせた値段で並べます。
| 型 | 上着 | パンツ | 上下の合計 |
|---|---|---|---|
| AZ-56301 全天候型 | 30,800円 | AZ-56302 19,800円 | 50,600円 |
| AZ-56317 ストレッチ | 31,350円 | AZ-56318 19,800円 | 51,150円 |
| AZ-56303 反射材 | 35,860円 | AZ-56304 22,660円 | 58,520円 |
| AZ-56310 高視認性 | 50,490円 | AZ-56311 28,820円 | 79,310円 |
| 7630 防水防寒 | 16,500円 | 7632 13,200円 | 29,700円 |
値段は税込で、2026年10月19日時点の、各メーカーの公式サイトの表示です。アイトスは LL までの値段で、3L から上は割高になります。お店の値段は、店ごとにちがいます。
3層の透湿防水の上下は、5万円台から。反射材や高視認性の型にすると、上がっていくんですよね。冬だけでいいなら、防水防寒のバートルの上下が、全天候型の上下より 20,900円安くすみます。
あとは、パンツの脱ぎはきのしやすさも、見ておきたい所です。7632 は、裾にマチ付きのファスナーと、マジックテープで締める裾の調整が付いていて、長靴をはいたまま、脱ぎはきしやすい作りです。雨の日は、パンツの裾を長靴の外にかぶせておくと、パンツをつたった水が、長靴の中に入りにくくなります。
4. フードと、袖口・裾:水が入りやすい所を見る

雨が入りやすいのは、フードのまわり・袖口・裾の3か所です。生地の数字が大きくても、ここが合っていないと、中がぬれてしまいます。
- フード:AZ-56301 は、えりにしまえる収納式。AZ-56317 は、えりと一体の形で、フードの大きさを調整できます。7630 は、大きめのフードで、ボタンで取り外せて、フードにも反射のプリントが入っています
- 袖口:AZ-56301 は、手首に合わせて締められる袖口。AZ-56317 と 7630 も、袖口を調整できます
- 裾:パンツの 7632 は、裾にファスナーと調整が付いています。上着の AZ-56317 は、上着の裾を絞れます
ヘルメットをかぶる現場なら、フードがヘルメットの上からかぶれる大きさかを、試着で確かめるのがいちばん確実かなと思います。かぶったまま横を向いて、見えにくくならないかも見ておくと安心です。
5. サイズ:中に着る物の厚みで選ぶ
レインウェアは、作業着や防寒着の上に着る物です。同じ L でも、胸まわりは型でちがいます。
| 型(L) | 胸まわり | 着丈 |
|---|---|---|
| AZ-56301 全天候型 | 124cm | 74cm |
| AZ-56317 ストレッチ | 118cm | 73cm |
| AZ-56303 反射材 | 124cm | 78.5cm |
| AZ-56310 高視認性 | 128cm | 78cm |
同じアイトスの L でも、胸まわりは 118cm から 128cm まで、10cm のひらきがあるんですよね。冬にいちばん着こんだ格好で、胸まわりを一度測っておくと、表の数字とくらべやすいです。サイズの境目で迷う人は、返品や交換のできるお店を選ぶと、やり直しがききます。
どれを選べばいいか

迷ったら、現場に合わせて、この中から選ぶと決めやすいです。
- 雨の中で、長い時間はたらく:全天候型の AZ-56301 と、パンツ AZ-56302
- よく動いて、汗をかく:透湿度 30,000g のストレッチ、AZ-56317 と AZ-56318
- 暗い時間の作業が多い:反射材の付いた AZ-56303 と AZ-56304
- 高視認性の服が決まり:決まりの規格とクラスを職場で確かめて、その表記がある型(7630 は JIS T8127 のクラス2)
- 冬の雨や雪の中ではたらく:防水防寒の 7630 と 7632
- 雨の日に、移動のあいだだけ着る:ここまでの数字は要りません。手ごろな上下のレインスーツで十分です
ちなみに、足もとも、雨の日に強い靴にしておくと安心です。
雨の日の作業靴:アシックス ウィンジョブ CP605 GTX BOA|前の型 CP604 G-TX BOA とのちがい
アイトス ディアプレックス 全天候型ジャケット AZ-56301|ベーシック AZ-56314・ストレッチ AZ-56317 とのちがい
バートル 防寒ジャケット 7430 とハイビズ防水防寒 7630 のちがい
ツートンの色で、内ポケットも付いた1着

アイトス
ディアプレックス 全天候型ジャケット AZ-56301
30,800円税込・アイトス公式サイトの表示(2026年10月14日時点)。LL までの値段で、3L から上は割高になります
よく動く汗っかきに、湿気が抜けやすい1着

アイトス
ディアプレックス ストレッチ 全天候型ジャケット AZ-56317(男女兼用)
31,350円税込・アイトス公式サイトの表示(2026年10月14日時点)。LL までの値段で、3L から上は割高になります
暗い雨の中で、反射材が目立つ1着

アイトス
ディアプレックス 全天候型リフレクタージャケット AZ-56303(男女兼用)
35,860円税込・アイトス公式サイトの表示(2026年10月19日時点)。LL までの値段で、3L から上は割高になります
蛍光色の生地で、遠くから見つけやすい1着

アイトス
ディアプレックス 高視認性ディアプレックスジャケット AZ-56310
50,490円税込・アイトス公式サイトの表示(2026年10月19日時点)。LL までの値段で、3L から上は割高になります
